つはものどもがゆめのあと

後世に語り継がれるであろうプレーオフが終わりました。

まずは西武ライオンズ…パシフィックリーグ制覇おめでとうございます。プレーオフでの戦いぶりはまさにパ・リーグの代表として恥ずかしくないものだったと思います。大舞台に弱いといわれていた松坂の大車輪の活躍、カブレラを中心としたクリンナップ、佐藤・赤田の1,2番。若きセットアッパー小野寺に最後は豊田(今日は石井貴でしたが)。そして伊東監督、西武黄金時代を知っている監督でも監督生活１年目は相当な苦労があったと思います。特に監督自身が守っていたキャッチャーの育成、ポスト伊東作りは大変だったでしょう。まだ一人前じゃないかもしれませんが、ポスト伊東の卵であった野田と細川が成長したのが今年制覇できた大きな要因だったかもしれません。

日本シリーズはこちらも監督１年目の落合監督率いるドラゴンズとなりますが、この戦力でプレーオフのように戦えば自ずと結果がでると思います。パシフィックの代表として期待していますよ。

そして福岡ダイエーホークス…お疲れ様でした。本当にお疲れ様でした。今年は福岡ドームで試合を見る機会が多かったんですが、選手の一投一打、一挙手一投足に感動を与えてくれました。足のある川粼が塁に出て、クリンナップでタイムリーやホームラン。好守の要の城島。抑えは三瀬、そして何と言ってもバースと落合以来の三冠王の松中。松中は確かにプレーオフでは調子が悪く、逆ＰＯ男と言われるかもしれません。しかし、選手会長の松中がいなければ今年のレギュラーシーズン１位はなかったでしょう。

精神論はあまり好きではないんですが、今日の試合の８回９回での同点劇はまさに気持ちで掴んだものだと思います。結果はライオンズに破れましたが今日の試合も紙一重でした。他のホークスファンはどう思うか分かりませんが…自分自身は悔いはありません。

両チームの選手の皆さんありがとう。パ・リーグの選手ありがとう。全ての野球選手ありがとう。

最後に…

　　見　　た　　か　　オ　　ー　　ナ　　ー　　達　　よ

　　こ　　れ　　が　　パ　　・　　リ　　ー　　グ　　だ